これから婚活を始める方や、
結婚を考え始めた方にお伝えしたいことがあります。
せっかく出会えたのに、最後は「もう無理」になる。
それって、すごく悲しくてつらいですよね。
もちろん、離婚がすべて悪いわけじゃありません。
でも、防げるなら防ぎたいと感じる方も多いはずです。
私自身、婚活中は不安の連続でした。
「この人と本当に一生やっていけるのかな?」
そんなふうに悩んだ夜もたくさんありました。
でも今振り返って思うのは、
知識があれば防げるすれ違いも多かったということです。
今回は、離婚しやすい夫婦の特徴と、
それを防ぐヒントを分かりやすく整理してみました。
日本の離婚率はおよそ3組に1組
厚生労働省の最新統計によると、
日本の離婚率はおおよそ35%前後です。
つまり、結婚した3組に1組が離婚している計算になります。
決して他人事ではない数字だと感じています。
地域別で見ると、離婚率が高いのは、
高知・沖縄・和歌山などの地方が中心です。
逆に離婚率が低いのは、東京都や富山、島根など。
東京は母数が多いため、数字が低めに出る傾向もあります。
この差は、生活環境や収入の違いも関係していそうです。
経済的な安定が心の余裕につながる
平均年収が高い地域では、
生活にゆとりがある分、夫婦関係も安定しやすいです。
たとえば北陸地方では共働き率が高く、
世帯収入が安定している家庭が多いと言われています。
お金がすべてではありませんが、
経済的に安定していると、感情にも余裕が持てます。
私もそうですが、お金の不安って想像以上に大きいです。
だからこそ、価値観のすり合わせが必要だと思います。
恋愛結婚が主流になるほど離婚は増える
現代では恋愛結婚が圧倒的に多くなっています。
でも、それが離婚率に影響している可能性もあります。
恋愛中って、相手の短所が見えにくくなるんです。
その勢いで結婚すると、あとで違和感を感じることも。
お見合い結婚と違って、
第三者の冷静な目が入らないのも理由のひとつです。
マッチングアプリで出会うカップルも増えていますが、
共通の知人がいないと、関係が孤立しやすくなります。
ケンカしたときに相談できる人がいないと、
すれ違いが深まりやすいんです。
プロポーズなし婚は離婚率が高くなりやすい
最近は、自然な流れで結婚する人も増えています。
でも「プロポーズなし婚」は注意が必要です。
リクルートブライダル総研の調査によると、
プロポーズなしで結婚したカップルは、
あり婚よりも15〜20%離婚率が高いという結果が出ています。
私も経験がありますが、
きちんと想いを言葉にするって、やっぱり大事です。
たとえば女性の多くは、
気持ちを伝えてほしいと思っています。
それがないと「ちゃんと向き合ってくれてない」
と感じてしまうこともあるんですよね。
プロポーズの言葉は、一生の支えにもなります。
離婚経験はマイナスではなく、次に活かせる
婚活の現場では、離婚歴がある方も少なくありません。
でもそれは決してネガティブなことではないと思います。
離婚を通じて、自分に合わない相手が分かった。
そんな経験がある人は、次の結婚で失敗しにくいです。
大事なのは、同じ間違いを繰り返さないこと。
そのために、過去をきちんと振り返る時間が必要です。
私も過去の恋愛でたくさん失敗してきました。
でもその分、今の妻とは丁寧に向き合えています。
離婚歴がある方も、堂々と婚活してほしいと思います。
離婚を防ぐために今できることとは?
私自身、周りの結婚生活を見ていて思うのですが、
結婚って「好き」だけじゃ続かないことも多いですよね。
そこで今回は、離婚を防ぐために私たちが事前にできることを整理しました。
まずは価値観のすり合わせが最優先
結婚を考え始めたら、まず確認したいのが価値観です。
これは、好き嫌いだけではなく、人生観や将来設計も含まれます。
例えば、プロポーズの仕方や指輪の有無。
お互いが納得していれば問題ないですが、
どちらかが我慢していると、その不満は残り続けます。
私の知人は、彼が勝手に「指輪はなし」と決めてしまい、
後になってもずっとモヤモヤが残ったそうです。
小さなことに見えても、実は大きな価値観の違いかもしれません。
覚悟がない相手とは慎重に向き合う
プロポーズを避ける男性には、いくつかの傾向があります。
たとえば、「言わなくても伝わる」と思っていたり、
単に面倒だからという理由で避けていたりします。
でも、女性側としては、やっぱりけじめがほしいですよね。
気持ちをちゃんと形にしてくれる人の方が、
その後の生活でも信頼しやすくなると私は感じています。
結婚後もそういった誠実さは必要なので、
覚悟のないまま結婚するのはリスクが高いと思います。
離婚を防ぐ3つの柱:お金・協力者・覚悟
ここで、離婚を防ぐために欠かせない要素を3つ紹介します。
それが「お金・協力者・覚悟」の3つです。
まずはお金。
生活費に困ると、自然と気持ちにも余裕がなくなります。
知人も、家計が苦しくなるたびに喧嘩が増えたと言っていました。
次に協力者。
悩んだときに相談できる相手がいると、
感情的にならずに問題と向き合いやすくなります。
そして覚悟。
なんとなく流れで結婚してしまうと、
ちょっとしたすれ違いが別れのきっかけになりやすいです。
この3つがそろっていると、関係は安定しやすくなります。
結婚相談所の出会いが安定しやすい理由
最近では、結婚相談所の成婚率が高いというデータも見られます。
その理由のひとつが、3つの柱がそろっている人が多いことです。
たとえば、費用がある程度かかるため、
金銭的に余裕がある人が自然と集まります。
また、アドバイザーの存在が心強いんです。
何かあったとき、第三者の視点があることで
感情的にならず冷静に対応できるケースが多いと聞きます。
そして、結婚前提の出会いなので、
お互いに覚悟ができた状態でスタートできます。
恋愛結婚でも取り入れたいお見合いの要素
もちろん、恋愛から結婚するのも素敵です。
でも、長く続けるためには「お見合い的な要素」が役立ちます。
たとえば、結婚前に家族との関係や金銭感覚を話し合うこと。
普段は言いにくいテーマこそ、早めに確認しておきたいですね。
また、結婚後に頼れる人がいるかも大事です。
相談できる友人や家族がいるだけで、
冷静に気持ちを整理しやすくなります。
結婚はスタート。準備が未来を守ります
結婚はゴールではなく、あくまでスタートだと私は思っています。
だからこそ、勢いではなく、冷静な準備が必要なんです。
今回ご紹介したように、
事前に価値観のすり合わせをすること、
そして覚悟と安心できる環境を整えること。
この2つを意識するだけで、離婚のリスクはかなり減らせるはずです。
私自身も、「好き」という気持ちに頼りすぎず、
現実をしっかり見つめながら相手と向き合うようになりました。
これから結婚を考える方には、ぜひ一つでも参考にしてほしいです。
後悔のない選択ができるよう、今できることから始めてみてくださいね。